2015年6月22日月曜日

暴走少年 VS 枯れ女


先週末の夜のこと。

横断歩道を渡り始めた私を目掛けて
一台のバイクが突っ込んで来る、という出来事がありました。

(結果としては全く無事ですから、ご心配なく!)

状況を説明します。

横断歩道の信号が青になったのを確認し、私が歩き始めました。
すると、車道の先頭で赤信号待ちだったバイク2台のうち1台が
信号無視をしたうえで私めがけて走って来たのです。

故意ですね、明らかに。

「あ、来る」と思った私は歩かずに
突っ込んで来るバイクをやりすごし
当てられずに済みましたが
私がフツーに歩いていたらかち合ってるタイミングでしたよ、アレは。

この晩は暴走族の集会があったようで、道路がやかましかった。
クソガキの若気の至りですかね、
チキンレースでもやるつもりだったのか
直前で上手くかわして運転技術を誇りたかったのかわからないけど
そこは私の知ったこっちゃないのですわ。

でも言いたいのはクソガキへの文句…じゃなくて。

この件で気づいた事があるんです。

青信号にもかかわらず、周到にまわりを確認している自分。
自分の身を守るという点では良いことだけれど、
どう考えても理不尽で私に非がないケースにまで
相手の不正を想定内とし、そこから自分を守る行動パターンを無意識に繰り返している…という事。

理不尽慣れしているから、と言えばそれまでですが
これはつまり、相手のありえないミスや攻撃までも
私がカバーしている…という事でもある。

こんな生き方、消耗しますよね。
疲れないわけがない。

それに気づいたので
「背負い込むの、やーめた」と思いました。
そうしたら少しだけラクになりました。


ここからは余談。

バイクで突っ込んで来たクソガキのエネルギーを「感じて」みました(練習、れんしゅう…)。

クソガキ『青信号だからって安心しきって渡れると思うなよ?
女だからってキャア怖いとか泣いて被害者ぶってんじゃねーぞ?』
みたいな感じかな…

わぁ。なんという事でしょう。

「安全を信じきれず、男前な私」とガッツリ噛み合ってしまっていたのでした。

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